抗がん剤による心毒性を回避するための新たな治療薬の研究

がん治療に有効な抗がん剤は時に心臓毒性という重篤な副作用をもたらします。心毒性にかかわるメカニズムが徐々に解明されつあり、心毒性を回避できる精製タンパクに着目して研究をしています。今年特許申請しました(特願2020-051507)。治療に応用できれば抗がん剤を中止せざるを得ない患者さんを減らすことができ、抗がん剤の恩恵を受けられる患者さんが増えると期待しています。